バンクーバー留学体験記①(準備から出国まで)

留学・海外生活

今回は留学を考えている人向けに、私の大学生時代のバンクーバーでの留学体験を紹介していきたいと思います。私自身は短期の語学留学でしたが、カナダへの長期留学を考えている人にも役立つ情報を載せました。

留学先決定までの流れ

はじめに私の留学先決定までの流れを紹介します。流れをまとめるとこんな感じ。

①留学エージェントへの連絡
②カウンセリング
③留学先決定


①留学エージェントへの連絡
まず、希望する国や地域、留学時期&期間、希望するプログラムなどをカウンセリングフォームに入力して送信します。カウンセリングの日程はエージェントの方とメールでの相談をして決めましょう。

学校の交換留学制度などを使わず私費留学を行うのであれば、まずはエージェントに相談することをおすすめします。私は大学と提携しているACEJに短期留学の希望を伝えました。対応してくれたのは大学を通じてお世話になったことのある方達で、やりとりも非常にスムーズでした。

②カウンセリング
次に30分から1時間ほどのカウンセリングを行います。私の場合は語学学校への留学を希望していたので、カウンセリングを通して紹介されている短期語学研修プログラムから希望に最も沿ったものを選んでいきました。

③留学先決定
参加するプログラムの最終決定したら、エージェントに申し込みの連絡を入れると留学が決定します。20歳未満の場合、保護者の承諾が必要な場合があるので注意しましょう。

エージェントを選ぶ際は、自身の留学形態や費用に合わせて信頼できるものを選びましょう。私の場合、航空券の手配やホームステイ先との事前のやりとりまで全てやってもらいました。自身でやることで費用を抑えられる部分もあると思いますが、手間もかかるので不安な人はサポートが手厚いところにお願いしましょう。

準備の流れ

留学が決定してからもちろん準備が必要です。エージェントと進捗を確認しながら、まずはパスポート等出国・入国に必要なものを揃えましょう。

持ち物
①パスポート
②ワクチン接種証明書
③カナダドル、クレジットカード、キャッシュカード
④eTAの登録
⑤ArriveCanの登録

①〜③は実際に空港へ持って行くものです。パスポートやワクチン証明書を持っていない人は早めに発行してもらいましょう。また、現金に加えてクレジットカードと現地で現金を引き出せるカードを持っていきましょう。たいていのお店ではカードを使うことができますが、現金しか使うことの出来ない場所(屋台やイベント)もあるので20カナダドル程度は持ち歩くと良いかもしれません。

④、⑤は事前に登録が必要なものです。カナダに入国する際、短期留学の場合ビザは必要ではありませんが、事前にeTAに登録する必要があります。登録には7カナダドルが必要でクレジットカードなどで支払います。

また、ArriveCanはカナダ到着までの72時間以内にコロナに関する情報提出をするアプリです。カナダに行く場合、SIMの差し替えなどによって一時的にスマホが使えなくなることがあるので、出国の前日などに日本で登録を行っておきましょう。9月は登録が義務付けられていましたが、コロナ情報と合わせて必須かどうかを確認しておきましょう。

空港での流れ

余裕を持って3時間前には空港に着いておくと良いでしょう。空港に着いたらすぐに搭乗手続きをします。

①空港カウンター/自動チェックイン機でチェックインする
②手荷物カウンターで手荷物を預ける
③保安検査を受ける
④出国審査を受ける
⑤搭乗ゲートへ行く

⑥搭乗

①空港カウンター/自動チェックイン機でチェックインする
私の場合e-Ticketの控え(紙媒体)持って空港カウンターでチェックインを行いました。チェックインは2時間前くらいには行いましょう。長い列に並んだ上で「別のカウンターでチェックインしてください」などと言われてしまうと大きなタイムロスになりますのであらかじめ自分が行くべきカウンターの位置を確認しておいてください。わからない場合はすぐに空港のスタッフの方に質問しましょう。

②手荷物カウンターで手荷物を預ける
手荷物カウンターではスーツケースなどの大きな荷物を預けます。私の場合はチェックインと手荷物カウンターが一緒で、チェックインと同時にスーツケースを預けました。

③保安検査を受ける
いわゆる手荷物検査です。荷物をトレーに乗せて検査します(パソコンやタブレットなどの電子機器は取り出して別のトレーに乗せます)。

④出国審査を受ける
パスポートと搭乗券が必要です。間違えてスーツケースなどに入れてしまわないように注意しましょう。私は自動ゲートで審査を行いました。スタッフの方も周りにいるので自動ゲートも安心して使ってください。

⑤搭乗ゲートへ行く

チケットに自分が行くべき搭乗ゲートが書かれています。Boarding Time(搭乗開始時刻)の20分前にはゲートに到着しておくと良いと思います。早く着いた方が安心ですが、かなりの時間待つことになるので、暇つぶしの本などを持っていくことをおすすめします。

⑥搭乗
チケットに書いてある座席のzoneごとに呼ばれるので、自分zoneが呼ばれたら列に並び、搭乗を開始しましょう。チケットに書いてある座席に座ったらいよいよ出発です。

出国までの失敗談

留学に向けて書類を用意していて起こった、私自身の失敗談などを紹介します。

①メール(mail)のスペルミスで、余分にお金を払うことに
eTAの申請のためにはパスポート情報や住所などをフォームに入力する必要があります。その際入力内容をよく確認する必要があります。入力の内容が間違っていたとしても決済の際のクレジットカード情報が正しければ、お金だけ引き落とされてしまうことがあります。

私の場合、アドレス内のmailのスペルをmialとしてしまったため承認メールが届かなかず、再度申請して合計14カナダドル支払うことになりました(泣)。ぜひ家族や友人と一緒に確認するなどして、私を同じミスをしないようにしましょう!

②空港の地図、搭乗の流れを確認していなかった
人生で飛行機にあまり乗ったことがないにも関わらず、空港内の地図を確認せずに空港に着いてしまったために、チェックインカウンターや搭乗ゲートを探し回ることに時間をかけてしまいました。チェックイン後の時間の過ごし方も含めて事前によく調べておきましょう。

③出発当日までパッキングをしていた
ダラダラと準備をしてしまったがために、出発日当日まで準備に追われてしまいました。語学学校へ行くにも関わらず筆記用具を忘れてしまい、カナダでシャーペンを買うことに。日本の文房具の方が使い慣れておりコスパも良いので、ぜひ最低限の筆記具を日本から持っていくことをおすすめします。もっと重要なものを忘れてしまわないように出発日の前日にはパッキングを済ませましょう。

まとめ

とにかく早めに準備をすることが重要です。目安としては、
①留学先決定:5ヶ月前
②パスポート等の各種書類:3ヶ月前
③パッキング:3日前

といった感じでしょうか。面倒に感じる日があっても一日ひとつは何か準備を進めるよう心がけると良いでしょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました